俺のように田舎に帰ろう!

田舎暮らしをするか悩んでいる方々へ

両親のこと

家は父は工場勤めのサラリーマンで
母は子供を育て上げてからパートに出ていた。

資産と言えば家と土地、近所に貸家が3軒、
それに駅の近くに10台くらいは停められる駐車場がある。

横浜にいたときは、実家は土地持ちのアパート経営者みたいに
言われていてうらやましがられたものだが、
(自分で言ったわけでもないのだがいつのまにかそんな風になっていた)
実際はそんな程度。

そのうちあのぼろくなった貸家も何とかしなければいけなくなるんだろうなあ。

ガタが来ている今の家も建て替えることになるのかなあ。
いやいや、まだそんなことは考えまい。

両親が2人で生活するには、余裕があるわけではないが、
何とかやっていけるくらいだ。

借金も多分していないはずだ。父の方は年金ももらい始めたらしい。
母親は60歳までJAでパートをしていたが、今はそれもやめ、
週に1度近所の公民館に集まって一人暮らしのお年寄りに配るお弁当づくりをしている。

ほとんどボランティアみたいなもの。

あとは同じ公民館に集まって、カラオケ教室、体操教室と忙しい。
家にいれば朝早くから畑に出ている。実によく動き回っている人だと思う。

そしてそれだけあちこちに顔を出しているから近所の情報を入手するのも早い。
ここでは個人情報も守秘義務もあったものではない。

「それ何のこと?」という世界のようだ。
そうそう、韓流ブームはこんな田舎町にも浸透していて、この秋には韓国旅行に行く予定だとか。

パソコンは早くから使いこなしており、
夜になると何やら忙しそうにいじっている。

携帯はiPhoneだし、最近ではLINEも始めていて、
使い始めたころは妙なスタンプをよく送りつけていた。

父親の方は携帯はあるものの当然ながらガラケーの不携帯だ。
母親は自分が帰宅すると待ってましたとばかりのパソコンや携帯の機能について質問攻め。

そんな時は父親が所在無げにしているのがさびしそうではある。

30歳独身、貯金がほとんどない状態で帰ってきて、
しばらくは肩身の狭い思いをすることになるが、
自分が帰ってきたことだけで喜んでくれているからよしとする。



 




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